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全館空調を活用した省エネルギー生活術

2023.12.19

  • 全館空調
全館空調を活用した省エネルギー生活術

全館空調」は、家中すべての温度を24時間・365日快適に保つことのできる空調システムです。

家中どこでも温度が一定に保たれた快適な空間は非常に魅力的であり、家を建てるうえで全館空調を選択肢に入れる方も増えています。

一方で、全館空調を検討するうえで、電気料金等の消費エネルギーによるランニングコストの不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

ご安心ください。本記事では、全館空調のエキスパートである私たちの視点から、全館空調を活用した省エネルギー生活術をご紹介します。

生活術その① 「ダクト計画」をしっかりと立てる!

全館空調システムにおいて、ダクトは「空気の通り道」の役割を果たしています。

外気から空調室へと取り込まれた新鮮な空気が、各部屋へと運ばれる際に通る通り道がダクトです。空気が各部屋へと移動する際の通り道になっているので、このダクトルートやサイズが適正であることがポイントです。

家の中の個室それぞれの室温を適温にするために、ダクトは非常に重要な役割を果たしています。

 ダクトを清潔に保つためには、常にダクト内に空気搬送し続けなければいけません。この作業を怠ってしまうと、ダクトの中にはほこりが溜まり、送風が困難になるため空調が効きにくくなります。

そのため、まずは年1回の定期点検や月2回の掃除を行うことによってダクトの清潔さを保ち、送風がスムーズに行われるよう意識するとよいでしょう。

とはいえ、忙しい日常において頻繁にダクトのメンテナンスを行うことはなかなか難しいものです。そのため、ダクトを設置する最初の段階で「ダクト計画」をしっかりと立てることが大きなポイントとなります。

先々の生活を見通し、それにフィットしたダクト計画を立てることが重要です。

この「ダクト計画」は、住宅における長年の経験を有するプロが家族構成・年齢や暮らし方などしっかりと要望をヒアリングの上、作図・設計することが望ましいです。

省エネ生活を実現する「ダクト計画」は、全館空調のプロである日産住設におまかせください!

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生活術その②:低めの温度で24時間自動運転!

全館空調システムは、家中の温度を一定に保つシステムです。

室内の温度が設定された温度に達する稼働の段階で電力を最も多く消費し、設定された温度に達すれば、それを一定に保てばよいため消費電力は少なくなります。

つまり、システムを頻繁に停止させてしまうと、その分稼働にかかる消費エネルギーが多くなってしまうのです。

そのため、特に温度変化の激しい夏・冬は、全館空調を低めの温度で24時間自動運転させておけば、総合的に見て消費電力を抑えることができます。

ただし、冷暖房運転は止めても、換気運転は行うほうがいい場合もあります

こちらはお住まいの地域によっても差があるため、担当者と相談し、最適な運用方法を考えるのがベストでしょう。

生活術その③:自動運転でシステムにおまかせ!

電気代を節約したいという思いから、風量を「」に設定する方は多いのではないでしょうか?

実は、この方法だとかえって電気代が高くなってしまう可能性があるのです。

先ほどもお話したとおり、全館空調は設定された温度に達するまでに最も多くのエネルギーを消費するシステムです。

風量が弱いと、設定された温度に達するまでは多くの時間を要してしまいます。

そのため、システムが「もっと多くのエネルギーが必要だ」と判断し、かえって消費電力が多くなってしまう場合があるのです。

これを自動運転にすれば、設定された温度に達するために最も効率のよい風量をシステムが勝手に考えてくれます。

そのため、節約したいときこそ、システムに任せた自動運転を選択するとよいでしょう。

生活術その④:温湿度計・加湿器をプラスしてカンタン温湿度管理!

全館空調システムは高断熱・高気密住宅にフィットするつくりになっており、熱を遮断して新鮮な空気を室内に循環させることができます。

そのため湿度が上がりにくいというメリットがあるのですが、一方で、寒い時期では乾燥に悩まされる場合があるかもしれません。

人間は温度変化を気温のみならず湿度によっても感じることができるため、湿度の調節を行うことで温度の感じ方が変わる場合があります。

全館空調システムの設定温度を高くするのではなく、室内に加湿器を設置して乾燥を防ぐことで、体感的に温度の上昇を感じることができます。

一般的に私たちが考えている快適な空間は、温度が20度、湿度は40%くらいと考えています。お部屋ごとに温湿度計を設置することで、数値を意識しながら対策を行うことができます。

湿度を上げるおすすめの方法として、例えば、加湿器の設置や洗濯物の部屋干し、観葉植物を置くなどの対策も気軽に実施でき、おすすめです。

また、全館空調システムを検討する際には、全熱交換器を採用した製品を選ぶとよいでしょう。

全熱交換器を採用した全館空調システムであれば、温度と湿度の両方を交換回収することができます。そのため、乾燥した外気がそのまま室内に入ることがなく、湿度調節にかかる余分なエネルギーを削減することができるのです。

まとめ:全館空調を活用した省エネルギー生活

  • 「ダクト計画」をしっかりと立てる!
  • 低めの温度で24時間自動運転!
  • 自動運転でシステムにおまかせ !
  • 温湿度計・加湿器をプラスしてカンタン温湿度管理!

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まとめ

今回の記事では、全館空調を活用した省エネルギー生活術についてご紹介いたしました。

当社では、全館空調システムの導入をお考えのお客様へ、お困りごとの解決や理想の暮らしの実現に向け、最適なご提案をさせていただきます。

「もっと効率的な省エネ術が知りたい……」「自分たちの生活に一番マッチする省エネ術は?」「比較検討中だけど、一番効率的に省エネできる製品ってどれだろう……」

そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度、当社までご相談いただけますと幸いです。

全館空調のエキスパートとして、私たちが最適なご提案をさせていただきます。

※弊社では全館空調システムは快適な住環境の提案と考えていますが、快適を保証するものではありません。

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