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全館空調を活用したエコフレンドリーな暮らし方

2024.03.05

  • 全館空調
全館空調を活用したエコフレンドリーな暮らし方

「全館空調」は、家中すべての温度を24時間・365日快適に保つことのできる空調システムです。

近年「環境保護」や「持続可能な生活」に対する関心が、ますます高まってきています。

そのような中で、家庭内でのエネルギー効率を向上させるために、日常生活で実践できる方法を模索していくことも、今後ますます重要になってくることでしょう。

全館空調システムは、冷暖房の機能を備えており、家庭内の高い空気質と快適性を保つためにとても効果的なシステムです。そのため、多くのエネルギーを消費するイメージがあるかもしれません。

しかし、その使用方法によっては、エネルギー消費を削減し、環境への負荷軽減につなげることは十分可能です。

そこで本記事では、全館空調のエキスパートである私たちの視点から「全館空調を活用したエコフレンドリーな暮らし方」をご紹介します。

全館空調を上手に活用しながら「持続可能な暮らし」を実現する方法について考えてみましょう。

適切な温度設定

全館空調システムを効果的に活用するためには、適切な温度設定が重要です。

夏季には冷房機能を、冬季には暖房機能を使用する際に、室温を適切に設定することでエネルギー消費におけるムダを減らすことができます。

過度に温度を上げたり下げたりしてしまうと、消費電力が増加して電気代が高くなるだけでなく、エネルギー消費が大きいので環境にも負荷がかかってしまいます。

一般的に、冬季には室温を18〜22℃程度に設定することが推奨されています。

また、例年猛暑が続いていますが、夏季には冷房機能を使用する際にも、室温を過度に下げないように注意しましょう。過度な冷房は健康への悪影響にもつながります。27〜28℃程度の設定で、十分な快適さを得ることができます。

また、局所には扇風機の活用も有効的です。

断熱性・気密性の向上

断熱性・気密性を高めることも、全館空調システムにおけるエネルギー消費を抑える上でとても大切です。

全館空調システムは、高断熱・高気密の家に導入されることを前提としたシステムです。

窓やドアの隙間から熱の出入りを防ぐことでこの効果をさらに高め、エネルギー消費を抑えることができるでしょう。

たとえば、ドアや窓のまわりに、ホームセンターで販売されている「シーリングテープ」を貼ることで、断熱効果が高まります。また、窓ガラスに市販の断熱フィルムを貼るのもよいでしょう。

また、遮光性・断熱性の高いカーテンやブラインドを取り付ければ、窓からの熱の出入りを調節することができます。特に夏季は、窓からの直射日光を遮断することで室内の温度上昇を防ぐことができます。

窓は、外壁よりも受ける温度変化が大きいといわれています。

自分で簡単にできる断熱対策を実施して全館空調の断熱性・気密性をさらに高め、エネルギー消費を抑えましょう。

ゾーニングシステムの活用

ゾーニングシステムは、部屋ごとに温度を調整できるシステムです。

全館空調システムの中には、このゾーニングシステムが搭載されているものがあります。

このシステムをうまく活用することで、エネルギー消費を抑えることができます。

たとえば、日中に家族みんながリビングルームやキッチンで過ごしている場合には、寝室や書斎、物置部屋など、使っていない部屋を冷暖房から切り離すことで、エネルギー消費のムダを防ぐことができます。

また、タイマー機能が搭載されているシステムであれば、家族が外出している時間帯や就寝時に、冷暖房が不要な部屋の運転を自動停止できるように設定することもできます。

ゾーニングシステムをじょうずに活用して、エネルギー消費を抑えましょう。

※換気運転は、必ず24時間おこなってください。

自然エネルギーの活用

全館空調システムを活用しながら、自然エネルギーをうまく取り入れることで、エネルギー消費を抑えることもできます。

たとえば、高気密・高断熱住宅であれば、部屋の中に季節の植物を置き、温湿度計で確認するだけでかんたんに湿度を調節することができます。

乾燥しやすい冬の期間には、水盤に花を生けて加湿効果を高めることができます。湿度が高くなりやすい夏や梅雨の期間には、サボテン等砂漠の植物を置いたり、口の狭い花瓶を利用することで、湿度の高まりを抑えることができます。

また、窓から入る光の量を調節することで、室内の温度を調節することもできます。

冷暖房の能力は、開口部(住宅の壁や屋根に設置された窓や出入り口のこと)の日差しに最も影響されます。そのため、夏は日差しを避け、冬は日差しを取り入れる工夫をすれば、エネルギー消費を増やすことなく、効果的な冷暖房を行うことができます。

夏に日差しが入りすぎるときは窓によしずを立てかけたり、カーテンを遮光性の高いものに変えるのもよいでしょう。

定期的なメンテナンス

最後に、エネルギー消費を抑えるためには、全館空調システムの定期的なメンテナンスが重要です。

定期的なメンテナンスを行い、機器が清潔に保たれることで、システムの性能が低下せず、効率的に動作しつづけることができます。

また、システム全体の耐久性が向上し、交換までのスパンを長くすることができるでしょう。システムの寿命を延ばすことは、無駄な資源の消費を防止します。

▶︎全館空調のメンテナンスコスト削減術についてはこちら!

まとめ:全館空調を活用したエコフレンドリーな暮らし方

  • 適切な温度設定
  • 断熱性の向上
  • ゾーニングシステムの活用
  • 自然エネルギーの活用
  • 定期的なメンテナンス

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まとめ

今回の記事では、全館空調を活用したエコフレンドリーな暮らし方についてご紹介いたしました。

当社では、全館空調システムの導入・交換をお考えのお客様へ、お困りごとの解決や理想の暮らしの実現に向け、最適なご提案をさせていただきます。

少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、当社までご相談いただけますと幸いです。

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