日産住設株式会社

お問い合わせ
はこちら

コラム

コラム

Column

おうちの中が一気に涼しくなる!全館空調システムの入れ替えノウハウ

2024.09.08

  • 全館空調
おうちの中が一気に涼しくなる!全館空調システムの入れ替えノウハウ

「家中の暑さが耐えられない…」「エアコンを交換するなら全館空調も気になるけど、費用や工事期間はどれくらい?」そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、全館空調のエキスパートである私たちの視点から、全館空調システムへの入れ替えについてご紹介します。家全体が快適な温度になる仕組みやメリット、費用相場、工事期間、会社選びのポイントまで詳しく解説いたします。

本記事をご一読いただけば、あなたにぴったりの全館空調システムが見つかり、暑い夏も涼しい顔で乗り切れるような、快適な暮らしを手に入れることができるでしょう。

1. 全館空調システムってどんな仕組み?

従来のエアコンとの違い

従来のエアコンは、各部屋に設置された室内機と室外機がペアになって稼働し、冷暖房を行います。そのため、エアコンを設置した部屋のみが冷暖房され、他の部屋との温度差が生じやすいという特徴があります。また、エアコンの風によってホコリが舞い上がったり、冷風が直接肌に当たって不快に感じたりすることもあります。

一方、全館空調システムは家全体を一つの空間として捉え、専用の設備で温度をコントロールします。そのため、家中の温度が均一に保たれ、部屋間の温度差によるヒートショックのリスクを軽減できます。また、エアコンのように風が直接体に当たることも少なく、ホコリが舞う心配もありません。

全館空調のメリット・デメリット

メリット

  • 家中どこでも快適な温度

全館空調システムは、家全体を一定の温度に保つことができるため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。また、部屋間の温度差がないため、ヒートショックの予防にも効果が期待できます。

  • 空気清浄効果

全館空調システムには、空気清浄フィルターが搭載されているものが多く、空気中のホコリや花粉、ダニなどを除去することができます。そのため、アレルギー症状の緩和にも効果が期待できます。

  • 省エネ性

全館空調システムは、家全体を効率的に冷暖房することができるため、従来のエアコンと比較して省エネ性に優れています。

デメリット

  • 設置費用が高い

全館空調システムは、従来のエアコンと比較して設置費用が高額になります。

  • 設置スペースが必要

全館空調システムは、機械室やダクトなどの設置スペースが必要になります。

2. 暑さから解放!全館空調に入れ替えるメリット

家中どこでも快適な温度

全館空調の最大のメリットは、家全体を快適な温度に保てることです。従来のエアコンのように部屋ごとに設置する必要がなく、家中のどこにいても温度差を感じることなく、快適に過ごすことができます。

温度ムラによる体調不良を防ぐ

夏場に気になるのが、急激な温度変化による体調不良。全館空調は家中の温度を一定に保つことで、温度差による体調不良のリスクを軽減します。

ヒートショック対策にも効果的

特に高齢者のいる家庭では、冬場の浴室やトイレなどでの急激な温度変化によるヒートショックが心配です。全館空調は家中の温度差を少なくすることで、ヒートショックのリスクを大幅に減らすことができます。

従来のエアコンの場合、リビングから廊下に出たときや、浴室から出たときに急激な温度変化が起こります、しかし、全館空調であれば家の中がどこも一定の温度に保たれているため、ヒートショックのリスクを軽減できます。

光熱費削減の可能性も

全館空調は、初期費用はかかりますが、ランニングコストを抑えられる可能性があります。家全体を効率的に冷暖房することで、結果的に光熱費の削減につながることが期待できます。

・高性能な断熱材との組み合わせ

高気密・高断熱住宅と組み合わせることで、さらに冷暖房効率が向上し、光熱費削減効果が高まります。

・太陽光発電との連携

太陽光発電システムと組み合わせることで、日中の電力を自家発電で賄い、光熱費をさらに抑えることも可能です。

ただし、光熱費は建物の断熱性や家族構成、生活スタイルによって大きく変わるため、必ずしも光熱費が安くなるわけではありません。

3. 全館空調システムの入れ替えについて知っておきたいこと

3.1 入れ替え時期の目安

全館空調システムは、適切なメンテナンスを行えば15年程度使用できますが、経年劣化は避けられません。そのため、築年数が15年程度経っている場合は、入れ替えを検討する時期と言えるでしょう。また、次のような症状が出ている場合は、入れ替えのサインです。

  • 冷暖房の効きが悪くなった
  • 異音や振動がするようになった
  • 電気代が以前より高くなった
  • 故障頻度が多くなった

これらの症状が出ている場合は、放置せずに早めに専門業者に点検してもらいましょう。早めの対応が、結果的に費用を抑え、快適な暮らしを守ることにつながります。

▶︎こちらの記事もチェック!おうちの中を一気に快適に!全館空調システムの入れ替え術

4. 失敗しない!全館空調システム選びのポイント

全館空調システムの導入は、決して安い買い物ではありません。だからこそ、後悔しないような徹底的な下準備が重要です。快適な住まいを実現するために、以下のポイントを参考に信頼できるシステムを見つけましょう。

メーカー選びの重要性

全館空調システムは、メーカーによって性能や価格、デザインなどが異なります。まずは、自分に合ったメーカーを見つけることが重要です。それぞれのメーカーの特徴を比較検討し、最適なメーカーを選びましょう。

●カタログやウェブサイトでの情報収集
各メーカーのウェブサイトでは、製品情報はもちろんのこと、施工事例やお客様の声なども掲載されています。カタログ請求もできるので、じっくりと比較検討してみましょう。

●アフターサービスの充実度

全館空調システムは、導入後のメンテナンスや修理も重要です。万が一の故障やトラブルに備え、アフターサービスが充実している会社を選びましょう。具体的には、保証期間の長さや内容、メンテナンス体制、緊急時の対応などを確認することが大切です。

見積もり内容の確認

見積もりは、内訳が詳細に記載されているものを選び、不明点があれば必ず質問しましょう。

チェックポイント

  1. 工事費用の内訳
    工事費用には、本体価格だけでなく、設置工事費、配管工事費、電気工事費などが含まれます。それぞれの内訳が明確に記載されているかを確認しましょう。
  1. 追加費用の有無
    工事内容によっては、追加費用が発生する場合があります。例えば、配管の長さや設置場所によっては、追加費用が必要となることがあります。

全館空調システムの導入は、大きな買い物です。しっかりと準備と検討を重ね、快適な住まいを実現しましょう。

5. まとめ

本記事では、全館空調システムへの入れ替えについて解説しました。従来のエアコンとは異なる快適性についてお伝えしました。

暑さ対策やヒートショック予防、光熱費削減などのメリットがある一方で、導入費用やランニングコスト、設置スペースの問題など、事前にしっかりと検討することが重要です。快適性を重視する方には全館空調システムをおすすめします。

住宅の構造や家族構成、ライフスタイルに合ったシステムを選ぶことで、より快適な暮らしを実現できるでしょう。

当社では、全館空調システムの導入・交換をお考えのお客様へ、お困りごとの解決や理想の暮らしの実現に向け、最適なご提案をさせていただきます。

少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、当社までご相談いただけますと幸いです。

お問い合わせはこちら

おすすめのコラムはこちら!

施工事例

20年で2000棟以上!最高品質を安心価格でご提供いたします!!